(1).軽防食 - 樹脂モルタルのみで耐食層とする。
(2).重防食 - メンブレン(耐食隔膜)の上に樹脂モルタルを施工し複合耐食層とする。(廃液ピット、電解工場耐酸床、作業床、パルプ漂白処理設備の各種チェスト)
フロアクリートP,Eは2種類の樹脂(ポリエステル、エポキシ)にそれぞれ独自に調整 された充填材を混練して得られるモルタルで、ワレや剥離に強く、又薬液の浸透に対しても優れています。樹脂の持つ接着力、耐薬性、機械的強度等を損なう事なく調整された材料により、樹脂分 が良く含浸されたリッチなモルタル層を形成致します。
名称(品番) | フロアクリート P | フロアクリート E |
材質 | ポリエステル樹脂 各種充填材 | エポキシ樹脂 各種充填材 |
特性 | (1).酸化性の酸や溶剤、アルカリに弱いが他の薬品にはほぼ耐える。 (2).速硬化性 |
(1).耐摩耗性 (2).耐弱酸、耐アルカリ (3).機械的強度が優れている。 (4).ワレや剥離に強い。 |
見掛比重 | 2.2~2.4 | 2.3~2.5 |
吸水率 % | 0.3 | 0.3 |
引張強度 ㎏/cm2 | 100 | 120 |
圧縮強度 ㎏/cm2 | 760~850 | 700~900 |
曲げ強度 ㎏/cm2 | 220 | 300 |
線膨張率10-5/℃ | 1.8~2.2 | 2.0~2.5 |