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樹脂・FRPライニング

樹脂ライニングの種類

  • ポリエステル樹脂ライニング
  • ビニエステル樹脂ライニング
  • エポキシ樹脂ライニング
  • フレーク樹脂ライニング
  • フラン樹脂ライニング

用途

(1).軽防食 - ライニングのみで耐食層とする
(2).重防食 - ライニングをメンブレン(耐食隔膜)とし、この上に煉瓦、又はタイルを貼り複合耐食層とする。(各種薬液タンク、廃液処理設備、耐酸床、パルプ漂白処理設備、反応塔、他)

特徴

中央防蝕工業の樹脂ライニングは耐薬品性、耐熱性、耐摩耗性等各種使用条件と目的を十分に検討した上で材料と積層数が決定され、弊社社員により下地処理からライニング施工、養生まで終始一貫して完全施工されます。フランライニングは弊社独自の構造設計により鉄板、コンクリート等の被施工体に現場施工可能な点で優れており、補修等の際も特別な養生を必要とせず常温施工が可能です。
ポリセント#40、#50ライニングは酸化性の酸や溶剤、アルカリ用に特に開発されたライニングでカーボン繊維、合成繊維を組み込んだ場合には耐薬、耐熱、機械的強度等に特に優れた皮膜となります。 フレークライニングは非常に合理化されたライニング工法である反面施工技術の巧拙が微妙に影響する極めて難しい施工法であるといえます。弊社は充分な構造設計プランニングとトップコート(上塗り)の充実によりこの点に対処しています。 ポリセントEライニングはエポキシ樹脂の持つ接着性、耐薬品性を損なう事なく開発された低粘度無溶剤型エポキシ樹脂により強力な被膜のライニング施工が可能です

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樹脂ライニング材の特性

名称(品番) ポリセント 
#10,#20,#30
ポリセント 
#40,#50
ポリセント E ポリセント 
#40,#50 フレーク
ポリセント 
#100
種類 ポリエステル系樹脂 ライニング ビニルエステル系樹脂 ライニング エポキシ樹脂 ライニング ビニルエステル系樹脂フレークライニング フラン樹脂 ライニング
特性 (1).酸化性の酸や溶剤、アルカリに弱いが他の薬品にはほぼ耐える。
(2).速硬化性
(1).酸化性の酸や溶剤、アルカリに特に優れている。
(2).機械的強度大きく耐熱性、耐薬品性に優れている。
(1).接着力等、機械的強度が溶剤型エポキシ樹脂に比べて優れている。
(2).耐弱酸、耐アルカリ性に優れている。
(1).酸化性の酸や溶剤、アルカリに特に優れている。
(2).機械的強度大きく耐熱性、耐薬品性に優れている。
(1).耐熱性、耐溶剤性に特に優れており、耐酸、耐アルカリにも優れている。
(2).鉄板、コンクリート等の被施工体に現場施工可能。
引張強度(㎏/cm2) 630~1,100 630~1,100 1,000 350 700
曲げ強度(㎏/cm2) 1,100 1,100~1,400 1,400 650 1,200
曲げ弾性率(㎏/cm2) 0.49~0.6 x 105 0.49~0.6 x 105 0.5 x 105 0.94 x 105 0.5 x 105
圧縮強度(㎏/cm2) 1,050 1,050~1.300 1,700 770 840
線膨張率 ( x 10-5/℃) 2.3~3.0 2.3~3.0 2.0~2.5 2.5 3.0
熱伝導率 (kcal/mh℃) 0.22 0.22 0.2~0.25 0.35 0.2~0.3
実用耐熱度(℃) 60 60 60 60~*80 60~*80

*印は条件による